痛風関節炎
- 急性単関節炎
- 第1中足趾節関節など、足関節より遠位の関節に多い
- 予兆あり
- 発作は24時間以内にピークに達し、7〜10日で軽快する
- 次の関節炎まで無症状
- 尿酸降下薬開始後、6ヶ月程度は発作が起こりやすい
生活習慣病
生活習慣病とは『糖尿病』『高血圧』『高脂血症』『痛風』などの生活習慣が発症原因に深く関係していると考えられている病気の総称です。
これらの生活習慣病が原因で起こるのが動脈硬化です。生活習慣病は無症状な事が多く病気が進むと様々な合併症を引き起こします。
特に脳や心臓などの臓器に大きなダメージをきたし、脳卒中(脳梗塞、脳出血など)や心筋梗塞を引き起こすなど重篤な病気のリスクが高まります。
当院では、生活習慣の見直しやアドバイス、特に食事に関しては、管理栄養士による食事指導を行なっております。
尿酸クリアランス
尿酸クリアランスとは、尿酸が尿中に排泄される能力を調べる検査です。痛風の的確な治療を行なう為には、原因となる高尿酸血症のタイプを知る必要があります。それを調べるために尿酸クリアランスの検査を行ないます。尿酸が作られすぎる産生過剰型、腎臓で尿酸の排泄能力が低下する排泄低下型、産生過剰型と排泄低下型を合わせ持つ混合型の3つのタイプに分けられます。検査方法は、絶食で来院して頂き、飲水して30分後に排尿し、1時間分の尿を貯めてもらいます。
動脈硬化
頸動脈エコー
早期動脈硬化の指標として有用であり、心血管疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)の発症リスクの評価に用いられています。
脈波伝播速度(PWV)
動脈硬化症の診断に用いられる血管機能検査のひとつで、血管の硬さを示す指標です。”
足関節上腕血圧比(ABI)
動脈硬化の進展に伴い、四肢の主幹動脈に閉塞性病変が生じる末梢動脈疾患(PAD)の検出に有用です。異常例では心血管系リスクが高くなります。